この記事の結論
信用できる人を見極める一番のポイントは、相手があなたの「段階」を理解した上で話しているか。段階を無視して自分の商品やサービスを勧める人は、悪い人ではないが、あなたの味方ではない。
この記事は、Lv.1(準備期)の一人社長に向けて書いています。が、全段階に通じる土台でもあります。
営業トークの構造を知る
独立すると、いろんな人が近づいてくる。税理士、保険の営業、コンサルタント、Web制作会社——全員が「あなたのためになる」と言う。
でも冷静に聞くと、ほとんどの話は自分の商品を売るための構成になっている。
「法人化したほうがいいですよ」(→ 法人の顧問契約が欲しい) 「今のうちに対策しておかないと」(→ 保険を売りたい) 「SEO対策しないとお客さん来ませんよ」(→ Web制作を受注したい)
これらは全て「正しいことを言っている」。でもあなたの段階で必要かどうかは別の話。
信用できる人の3つの特徴
1. あなたの段階を聞いてくる
「今の年商は?」「従業員は?」「何年目?」——こうした質問を最初にしてくれる人は、あなたの状況に合わせて話そうとしている。
2. 「まだ必要ない」と言える
本当に信頼できる専門家は、今の段階では必要ないことを正直に言える。「年商が500万を超えたら相談に来てください」と言える税理士は信用していい。
3. 長い目で関係を築こうとしている
即決を迫る人は、あなたとの関係を短期で刈り取ろうとしている。信頼できる人は、今すぐの契約より長期の関係を重視する。
信頼の濃淡をつける
すべての人を同じ距離感で扱う必要はない。信用できると判断した人には、すごく信じる。中途半端に全員を疑うより、信頼できる少数の人との関係を深めるほうが一人社長にとっては合理的。
信頼は武器だ。ただし、渡す相手を間違えないことが前提。
準備期の一人社長へ
人を見極める力は、一朝一夕には身につかない。だが、「相手が自分の段階を理解しているか」「即決を迫らないか」「長期の関係を築こうとするか」——この3つを意識するだけで、最初の判断は大きく変わる。さらに掘り下げたいなら、「いい人」と「信用できる人」の違い、専門家のポジショントークの見抜き方、信頼の濃淡をつける技術、営業トークの構造と見破り方も合わせて読んでほしい。